説明:
(1)摺漆する器物が十分入るくらいの木箱(蓋付き)を用意します。
(2)用意した箱の内部を霧吹きなどでシュシュッと水で濡らします。
(3)底に濡れた雑巾などを敷いておけば、なお良いです。
説明:
(1)漆が手につかない様、手袋をします。
(2)テレピン油と摺用上生漆を 7:3くらいの割合で小皿にとり、ヘラでしっかり練り合わせます。
(3)上記の摺用上生漆を刷毛で塗ります。
(4)摺用古紙でふき取ります。
(5)拭き上げ用圧縮綿でさらにしっかりと拭き切ります。
(6)ムロにいれて乾かす。最低12時間以上はムロの中に入れておきます。
(7)4の刷毛を保管します。
説明:
「6」の刷毛の準備参照
説明:
(1)漆が手につかない様、手袋をします。
(2)テレピン油と摺用上生漆を 5:5 くらいの割合で小皿にとり、ヘラでしっかり練り合わせます。
(3)上記の摺用上生漆を刷毛で塗ります。
(4)摺用古紙でふき取ります。
(5)拭き上げ用圧縮綿でさらにしっかりと拭き切ります。
(6)ムロにいれて乾かす。最低12時間以上はムロの中に入れておきます。
(7)4の刷毛を保管します。
説明:
「6」の刷毛の準備参照
説明:
(1)漆が手につかない様、手袋をします。
(2)摺用上生漆100%を刷毛で塗ります。
(3)摺用古紙でふき取ります。
(4)拭き上げ用圧縮綿でさらにしっかりと拭き切ります。
(5)ムロにいれて乾かす。最低12時間以上はムロの中に入れておきます。
(6)4の刷毛を保管します。
説明:
「6」の刷毛の準備参照
説明:
(1)漆が手につかない様、手袋をします。
(2)摺用上生漆100%を刷毛で塗ります。
(3)摺用古紙でふき取ります。
(4)拭き上げ用圧縮綿でさらにしっかりと拭き切ります。
(5)ムロにいれて乾かす。最低12時間以上はムロの中に入れておきます。
上記の全5回の摺漆で完成としておりますが、さらに摺漆を10回、15回と重ね、より丈夫に・より美しくする事も可能です。また、逆に工程を省き、摺り漆を2回・3回で仕上げることも可能です。
今回ご紹介しました摺漆の方法・やり方はあくまで一例です。技法は色々ありますのでご自分にあった技法でお楽しみ下さい。。
当店では摺漆と表記しておりますが、拭き漆・拭き上げ漆ともいわれます。