下地吉野
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☆☆☆☆☆★★★★★
- 2022/01/16
何時も『上木漆』で糸極めをして
おりますが、この度、厳しい削り
込みをするにあたり『下地吉野』
を使いました。
『上木漆』で充分に硬く、カリッ
と締まり、研ぎ出すのも結構力が
入るものですし、際まで削ること
が出来ます。が、それよりさらに
削り込むために使って観た次第で
す。
先ずは、いつもの如く『漆』のの
香りの良いことそれを『純テレピ
ン油』で伸ばして糸極めに塗り込
み、竹面を接着させるように竹鋏
で扱いて、余分な漆はテッシュで
取って、先程室に入れました。
ただ、今の時期は締まるのに時間
が掛かりますので、『MR透漆』
を半量混ぜて見ました。
先日は『伊勢早』と『MR透漆』
同量混ぜて良かったのでその様に
しました。
☆ ただ一つ注意があります。
漆は未開封でも古いのはダメで
す。ましてや開封して空気に触れ
ているのは使わないのがイイよう
です。
購入から1年前の漆とテレピン油
を前回使用した時、匂いは普通で
す。初日の摺漆は翌日に締まりま
したが、2度目で5日掛かり、3回
目には10日余り締まるのに要しま
した。
テレピン油を換えても一緒でした
ので、漆の劣化と思い、お正月休
み明けに注文させて頂き本日、摺
漆と糸極めjの『上吉野』を引きま
した。
どちらも香りは良く粘り強く伸び
が全く違いました。 今回、ハッ
キリ判ったことは漆やテレピン油
等は半年までには使い切り、小ま
めにお願いすることだと思いま
す。 せめて半年まで、出来れば
数ヶ月以内には使い切るように調
整して購入する出来でしょう。
そして、保管は冷蔵庫の野菜室が
良いと、少しでも劣化を遅らす工
夫が必要かと思っております。 -
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☆☆☆☆☆★★★★★
- 2015/03/19
大事にしていたカップの取っ手の部分が割れてしまい金継ぎで修復しました。
取っ手の部分ですので、力の強い漆が良いと思いこちらの漆を購入致しました。
継いだ後は想像以上に強く、最初は気にして使用していましたが、普通に使用してもはまったく問題ありません。
金継ぎの跡が個人的には気に入っており、割れてしまう前より愛着があります。とてもいい漆だと思います。 -
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桧ヘラ (30mm 45mm 60mm)
価格(税込):
495~704 円 -
山科産 特注砥之粉
価格(税込):
165~2,255 円 -
山科産 地之粉
価格(税込):
176~2,530 円 -
鳴滝砥之粉
価格(税込):
330~2,970 円 -
トレブロック
価格(税込):
462~4,785 円 -
強力 ガラス用 絵漆
価格(税込):
3,190 円